密教は神秘主義・象徴主義・儀礼主義。

なかでも神秘主義とは、修法を続ける中で、

筆舌に尽くしがたきご神仏との交歓を体験し

降臨に合掌する。また、そのひかりの瞬間が過ぎても、

それを境に、自分自身の中に深く根を張っていくなにものか。

はじめに

これから、このオンラインサロンライブラリにおいて、

令和７年６月に起こった筆舌に尽くしがたいできごとについて

少しずつ、できるだけありのままに記していきたいと

思っています。

これは密教の特徴のひとつ「神秘主義」です。

高野山にあがったときから正式にご縁を結ばせていただいた

嶽の弁才天さまに、高野山１０年の記念として

感謝をこめて法を捧げていこうと決意し、まずは１００座の結願をと取り組む中で、

行ってきましたところ、

６月に入って加速度的に、その修法が色濃くなり、

ご尊格が立ち上がってこられたという事実に基づきます。

いま、手帳をくって確認してみますと、６月のはじめは

法務が混んでいまして、それをこなしていく普通の日常だったですが

なんだか、もっとほかにやらなければならないことがあると

多少、いらいらしていました。

法務ではなく、ほんとうの僧侶のつとめ・・・

そうですね、おそらく６月９日ごろから、このときは３４座目と３５座目を修して

います。