件の報告に対する違和感

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件の報告に対する違和感

まず初めに書きますが、私は「外野(部外者)」です。


なので、この版権の問題については、昨年のうちにちょろっと聞いていましたが(「年輪」辺りの話についてです)、特にウチで公演しているわけでもなく、前述したように「外野」だったので、発信することも無いですし、情報提供者と以外は誰ともこの話をした記憶はありません。


そして、今も「外野」のスタンスに変わりはないですが、公式の発表があったので、その発表を元に、客観的に抱いた違和感と、それに対する所感を書きたいなと思います。
ここに書くことは、極個人的な「経験則」から来る違和感と、それに対する所感です。「確定事項は存在しないファンタジー」くらいに捉えていただければ嬉しいです。


そもそも最初からあった違和感

今回の騒動がある前から、そもそも最初から抱いていた違和感が実はありました。

カンタンなことです。「安すぎる」のです。

2~3万円程度で買い切り。買ったら何度でも公演が可能というパッケージ。
この価格、他の例を見ればアークライトさんが公演用として販売した「純白の悪意 Rebooted」の税抜価格30,000円と近くはありますが、当時の情勢を知っていた身(そして作品に関わらせていただいた身)として言わせていただければ、既に国内で「純白の悪意」がかなり遊ばれている状況があったことと、これからマーダーミステリーを導入する新規店舗へ向けたエントリーモデルという位置付けであったこと(同時発売の「水面下の殺意」88,000円や、販売を予定していた「漆黒の鎌鼬」77,000円も一緒に買って貰う想定)から安価で提供していた経緯があります。

また、版元のYOKAゲームズとも直接お話したことがありますが、発売から1年を経過した作品については、版権料をグッと抑えて販売することもあり、この価格が実現しているのかと思います。(価格に差があるのは、単純に発売時期の差でもあります)

つまり、「3万円買い切り」というのは、経年でのディスカウントと、国内での拡散実績を踏まえた「破格の設定」だったハズです。にも関わらず、本国では「話題作」「人気作」とし、「日本国内流通実績なし」というものを、買い切り2~3万で提供できる理由がわかりませんでした。

---------サロン限定記事に続く

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